カレーに味の異なるカレーを加えて味変するとどうなるのか。。。
実は、めちゃくちゃ美味しくなるんです(笑)
ただし、どんなカレーでも美味しくなる訳ではありません。
美味しくなる組み合わせがあります。
例えば、南インドには、複数のカレーや副菜を7~8種類ほど混ぜながら食べるミールスと呼ばれるランチがあります。
ミールスのカレーはそれぞれに個性が強く、一見交わることがないように感じるものが並びます。
酸味が強いもの、豆の甘みがある優しい味わいのもの、ココナッツの香りがするもの等。
それぞれに尖った個性を持つカレーにもかかわらず、混ぜれば混ぜるほどとても美味しくなっていきます!
すべてのカレーを混ぜ合わせたときに、最も美味しく感じるように計算されて作られているのです!
日本にもミールスを提供する美味しいカレー屋さんがたくさんありますので、ぜひ一度味わってみてください。
当ブログでも今後おすすめのカレー屋さんをご紹介していきますね。
さて、実は当店のスープカレーも、そんな不思議な調和が生まれるミールススタイルをとっています!
お出汁のきいたスープカリーを中心に、3種類のスパイスカレーを混ぜ合わせて楽しんで頂く「事変プレート」というメニューです。
一体どんな味に変化していくのでしょうか!?
①辛酸っぱい味に変化するカレー 「ラッサム」
トマトベースに唐辛子やブラックペッパーで辛みをつけました。
お豆や甘い香りのスパイスで柔らかさもプラスしてます。
②ほろ苦く甘い香りを加える 「フムス」
ひよこ豆に甘い香りとほろ苦い味わいのスパイスを加えたcurryです。
③ 爽やかな香りに変化 「カルダモンカレー」
特に女性に好評のお供curry。
玉ねぎの自然な甘みと、スパイスの女王とも言われる「カルダモン」の爽やかさを感じられます。
そして事変プレートの醍醐味は、全部混ぜ!
混ぜれば混ぜるほど、少しずつ個性が調和して風味豊かになっていく食体験は、和食や洋食など他のジャンルでは経験できないものではないでしょうか。
そんな不思議な化学反応(味変)を楽しめるのがカレーとスパイスの奥深さ。
ぜひ一度体験してみてくださいね!