こんにちは。奈良県にある、全長10mもの大釈迦如来石像が静かに佇む壷阪寺をご存知ですか?壷阪寺を象徴するこちらの大仏は、四季折々の楽しみ方ができるとSNSを中心に話題のお寺でもあります。
今注目のお寺ですが、歴史はとても古く、大宝三年(703)に元興寺の僧弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵におさめ、感得した観音様のお姿を模刻してまつったのが始まりと言われ、『枕草子』では「寺は壷阪、笠置、法輪」と、霊験の寺として名を連ねています。
そしてこの時期見逃せないのが「紫陽花大仏」。大仏と紫陽花の調和が作り出す風景は、まさに息をのむほどの美しさ。
西国三十三巡礼第六番札所でもある壷坂寺。5/27(土)より期間限定で開催している「大和観音巡礼 あぢさゐ回廊」の旅は、ここから始まります。
あじさいの見どころ
奈良の西国三十三巡礼の三ヶ寺が実施している「あぢさゐ回廊」。その魅力に触れてみませんか?
編・文/カリー事変 写真提供:壷阪寺