カリー事変から車で10分ほどの場所にある岡寺。
日本最初の厄除け霊場として知られ、奈良の大仏で有名な東大寺の毘盧遮那仏、長谷寺の 十一面観世音菩薩と並び、日本三大仏にもあげられている塑像の如意輪観音菩薩が本尊の歴史あるお寺で、この時期見逃せないのが、境内に咲き誇る約3000株の石楠花(シャクナゲ)です!
石楠花は、その大きく豪華な花房の美しさから、世界中で5000を超す園芸品種が作られている花で、西洋では春を彩る草木として欠かせない存在。
そんな世界中の人を魅了する石楠花が、境内の至る所に植えられています。特に両脇の斜面一面に咲き誇る石楠花が楽しめる奥の院参道『石楠花の道』は、まるで桃源郷に迷い込んだような美しさ。
石楠花の見ごろは、4月中旬から5月上旬です。
今年は例年よりも早く、すでに境内全体見頃に入ってきたとか。
スープカレーと共にこの時期しか見られない美しい春の絶景をお楽しみください。
文・編/カリー事変 写真提供/龍蓋寺(岡寺)
▼龍蓋寺(岡寺) 〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡806